2025年1月21日
ホテル7時出発、紀伊勝浦駅 7時16分発で~昨日の紀伊浦神駅へ7時31分着きょうで大辺路は完歩頑張る
紀伊浦神駅~休平峠~下和田~市屋峠~与根河池~二河峠~ゆかし潟~駿田峠~紀伊天満駅~那智駅
紀伊浦神駅前

駅前の昨日の起点7時40分スタート

駅前を少し進むと左に折れます

左に色鮮やかな鳥居の 鹽亀(しおがま)神社

石段を上りますスタートだから参って一日の無事を祈ります


JR線の踏切を越えます

すぐ左に 臨済宗妙心寺派深嶋山海蔵禅寺


田無川に沿って暫く進み川が蛇行している、田無川に架かる鬼頭橋を渡る

更に高木橋を渡ると

その先に炭焼き小屋があり、焼いている人がいたので少し話をしました

さらに上っていくと長光橋を渡ります。いよいよ本格的に山道に入る

暫く登っていくと分岐しています、よく見ていなければみおとします、案内標示がある右への山道に入る。休平への登り口

古道らしい道です

急峻でないが坂を上っていきます

冬場でこれだけの笹が道半分を覆っているのだから夏場はおそらく道が隠れるだろう


思った以上に厳しくなかった
【浦神峠】に着いたようです台座があります

峠は少し平坦で 茶屋 があったようです


峠から案内板に沿って下ります

景色は見通せないが木も低く明るいです



急な下りで、左斜面に滑らないよう注意

庄坂の古道を下って行きます

素晴らしい古道です

案内標示や気に赤い紐を巻いた道しるべが有難いです

下の林道に出ました、左手に庄池があります

合流する右に小さな 道標地蔵 「右ハ山みち 左大へち」

下ってきた大辺路を見る、向かって右は庄池

暫く緩やかに下って行きます


やがて左から林道が合流します、前述の炭焼き小屋近くで分岐した道です

合流して道は分岐しますどちらが正しいか案内標示がありません。左の道を進みました

熊注意の標示。聞いたことあるのだが、紀伊半島の熊は温かいから冬眠はしないと聞いたことあります

左の道を進み良かったようです、右の道は山裾を進むが途中まで消失しているようです

進んでいった先で右に 道標 と思われる石柱が建っています

丁度そこで右に細い道があり、右手の山すその道へつないでいますので右に入りました

この道も冬だから歩けるが夏場は厳しい

やがて舗装道路に出て民家が並んでいます。多分、向地地区

右手の石垣の上に熊野古道の案内標示があります浦神峠の矢印が下向いているということは、左からの道がここに突き当たるということか。

石垣の上に 大原神社、神社の前に、享保4年(1719)、文政7年(1824)、文久2年(1862)古い石灯籠が並んでいます。見た目より古い神社

向地の集落に沿って山裾を進む

この近くでおばさんと少し話をしました。昨年12月この辺りの山で何回か熊が出たと注意情報があったとおっしゃっていた。やはりこの地域の熊は冬眠しないのだろうか。熊に遭遇しなくてよかった。
右手に石造りの祠に 地蔵尊像が三体 祀られている

すぐ先で右に折れて下和田地区に入りますが

正面奥山際に 大泰寺の参道があります角に案内標示が2ヶ所立っています


やがて車道に突き当たります大辺路は右に折れます

車道向かいには 開創1200年 臨済宗妙心寺派大泰寺 本尊は薬師如来(重文)建物は参道の奥にありますが時間的に余裕がないので寄れません

大泰寺の全景を振り返る。天然記念物のスダジイの樹齢400年の大木

串の坂を少し上ります

坂を100m余り先で左に折れる下和田地区を進むそして次の分岐を右へ進んでいくと

右手に 諏訪神社


神社のすぐ先で太田川に架かる大宮橋を渡り袂を右に折れます

右に折れた車道50m程先で左の細い道に入ります

市屋峠への標識


150m程進み右に折れる市屋地区

左に 太田神社

ここにも古い 石灯籠、天保5年(1834)

神社からすぐ先で左への分岐があります。標識が建っている左への道

辻から市屋の集落、神社を振り返る

左角は少し広くなっていて休憩が出来る

いよいよ峠道へ


一気に坂道を上りますが、それほど長くありません、峠まで一気に登れます

【市屋峠】 に着きました峠は切通になっています峠の左石面に 石造り地蔵尊 が祀られています文化15年(1818)


峠を下って行きます


素晴らしい歴史を感じる古道

右の山の斜面、左の谷の斜面

市屋第1トンネルの上あたりの古道

小さな谷川の板橋を渡りますこの先左にカーブすると右手に与根河池がみえてきます

途中右に分岐する道もありましたがそのまま真直ぐ下り、左に前述のトンネルの口のそばにでました

すぐ先で右にカーブして進む

案内標示に沿って少し進んで板橋を渡ります

池を右に見ながら進んでいきます

与根河池は江戸時代中期に市屋村の人々が築いた灌漑用の池です。池のほとりに 記念碑 が建っています

池を右に見ながら進む



古道とは思いにくい改修された道だが、標識に沿って進む

左に与根河の いけの地蔵尊が祠の中に二基と灯篭

池の北の東端で道は分岐しています。左の二河峠への山道に入る

小さいが案内標識がありますので注意

急な道を登っていきます


二河峠のような頂に出る

少し下ると左にコンクリートの建物のようなところに出て下って行きます

下る右手に熊野古道の標示があるので間違いないと確信

下って行くと舗装道に出ます。ここで私は間違ってしまった。舗装道に下りたところで右に出てしまった。ここはどうも左に折れた所に再び上に上がる道があったようです。そしてすぐ【二河峠】に出ていたようです。後の祭りですがもう少し注意すればよかったと反省しきり。
ですから、二河峠越後半で失敗しました
かつての古道は、新しい舗装道を付けるため山を切り崩したのだろう、古道は向かって右から左に山道が続いていたと想像します

右に出ると造成されたような広い更地に出ました。その時点ではまだ気が付かず、途中でおかしく思って作業している人たちに聞いたが誰もわからず、結局下って行くと、排水処理施設ような大きな建設を見ながら国道に下りてしまった。


止む無く国道42号線に出て二河川の河口の二河橋まで歩き、左に折れて二河川を遡りました。時間がないのに大変な遠回りになりました。


やがて左に案内標示が出ています。左の二河峠から二河川を渡ってくる古道案内と、これから歩く駿田峠への案内です。諦めがつかずいまだに悔しさが引きずっています。
多分時間があれば、ここから二河峠へ逆に歩くのだが

二河峠方向を見る

気を取り直し右に折れて二河川を渡りT字路を右に折れ200m程先で右に川を見て左の道に入ります

大島地区を進む


案内標示の通りこの辻は左に


ゆりの山温泉
直ぐの建物の塀に掲げている温泉が発見されたのは古く、熊野詣の天皇上皇はじめ客人や武人が利用されたと。


湯川橋を渡って右に旧道は折れる


右のゆかし潟に沿って進む

すこし半島のように伸びているところが、ヨバズノ鼻

その付け根に 廻国巡礼供養塔 この辺りの坂を、よばすが坂と呼ばれている

ゆかし潟を右に眺めながら進んでいく



民家の横に入る細い道があります

入っていくと左手に 十三代亀山城主の墓 湯川直春が秀吉の紀州征伐の時秀吉に交戦した、のち和睦に応じた後、秀吉がたに忙殺されたという非常に注意散漫になっている、左の方に墓があったのを逸した左の数段の石段を上がる

熊野古道の標識

右の建物を左の山裾の道で大きく迂回する

迂回している道で大きく右にカーブ

左手に 諏訪神社の鳥居

その先で橋を渡ると42号線に突き当たり左に折れる


やがて国道は湯川隧道を入るが

旧道はトンネル口を正面に見て左の細い道に入ります。大辺路の最後の峠道、間違わないように細心の注意をする

駿田峠上り口最終の民家

小さな板橋を渡り上っていきます

気持ち良い古道を進む



木に赤い布を巻かれているので助かる

谷川沿いに進む

石造り地蔵尊

【駿田峠】

すこし静坂の階段を上ると

加寿地蔵 三人姉妹の長女歌子姫を祀ると伝わる


加寿地蔵の近くにも お地蔵さん



【駿田峠】
大きな切通になっています上部幅約10m 高さ約10m



峠より大辺路最後の坂を下って行きます。右が急斜面の狭い道


快適な道ですがこの時期にしては道を覆っている草がおおい

大辺路最後の峠越も間もなく終わりのようです

右前方下に勝浦の町が見えてきました



広場の台地の駐車場に出ます

左に勝浦観光ホテル、前を抜けていきます

42号線を横断

天満川に架かる小さな思案橋を渡り左へ


天満の街を進みます
特にどの道が旧道かよくわかりません右手辺り紀伊天満駅

右は那智川の河口

国道42号線が左から合流する信号交差点

右に折れて、那智川に架かる汐入橋を渡ります汐入橋を渡った先の道正確には分からない

橋を渡り国道は真直ぐ進むが、すぐ左の道、左に川を見て進む

やがて右からの 熊野街道中辺路・伊勢路 が合流してきます

残念ですが、この合流点を右に行ったところに、中辺路との分岐の「振り分け」があるのだが写真に撮れていない。これで、大辺路を 完歩とします。少し私としたら消化不良の部分が多々ありますが仕方ありません。この後、少し時間があるので、すぐそばの「補陀洛山寺」「熊野三所大神社(浜の宮大神社)」を見学して帰ります
補陀洛山寺
天台宗の古刹、両社寺とも、那智山信仰とともに栄えた霊場








熊野三所大神社(浜の宮王子)


熊野古道 大辺路完歩
12時10分 那智駅に着く、もう少し遅くなるかと思ったが予定より早く着きました。那智駅より那智勝浦駅に移動して、13時48分の 特急くろしおに乗ることができた。
30.661歩 18.39㎞ 994kl
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