熊野古道大辺路 4日目

2025年1月20日


ホテル7時30分出発、串本駅 7時56分発、田並駅 8時06分着昨日の起点8時20分スタート
田並駅~飛渡谷道~有田~向袋~紀伊姫駅~古座~紀伊田原~清水峠~紀伊浦上駅

串本駅

田並駅から昨日の起点

田並川に架かる新田並橋この袂に 二分役所跡 橋を渡った右手に理髪店がありその先を右に折れる

右に折れて進むと、熊野古道の案内がある細い道に入ります

突当りを左に折れる標示があります

角々の案内標示に従って進む

山道に入っていきます

気持ち良い古道の坂道階段を上っていくと町道に出ます、左に町道を進む

150m程先で、町道と分かれ、右の 飛渡谷道 に下る

木の階段を下って行きます

日が差し込むので明るいです谷沿いの道

古道は谷川を渡る

坂を上っていきます

先ほどの町道を横断します

再び山道に入ります 御茶屋の段 に至り

ここに 境界石  「東 有田浦 西 田並浦 境

旧田並村と旧有田村の境界争いが絶えなかったそうです平坦な場所で御茶屋の段はこの辺りを指す紀州藩主が巡検の時に休憩したという

林の中を進んでいきます

舗装道の林道に下ります

舗装道を少し歩くと

右への古道が分岐します

古道を下って行きます

やがてまた左の舗装道に出ます

舗装道を左にカーブしているところ左に 立江地蔵尊

地蔵尊の右側の細い山道を上り古道を進む

急坂を駆け上がり

細い階段を上って舗装道に出ます

舗装された農道を少し進みます。赤いテープがつけて頂いてますやがて左、高場平見の北側に短い区間だが古道が現れる

左の地道に入り進む左が斜面で滑らないよう注意。この辺り赤いテープの目印です

右の小屋の横を少し荒れていますが下ります

高場平見の古道 古道らしい歴史を感じる、案内標示があります

ロープが張られています

古道は真直ぐ下って行くが、右への道はすぐ先の展望台への案内

展望台から有田漁港が下に見えます

元に戻り鉄柵を持ちながら入谷に下って行く

高場平見の古道を出ました入谷の集落に出ました舗装道に出て右に折れる

案内標示が立っています

入谷川を渡り左に折れる

左に折れた道で、右は有田漁港の手前左から国道が合流します

国道の向かいに 戎の祠

戎の祠の先200m程国道左の旧道を進みます

国道に合流

有田川手前で国道と分かれ有田川に沿って左(北)へ250m程進み右の有田川に架かる江郷橋で対岸に出る

再び南に進み、横断歩道で車道を横断して民家の間の道に入る

民家の間の細い道

国道に架かる有田川の有田橋を右に見て、国道手前の道を左に折れ郵便局が左に

左郵便局辺り、二分口役所跡

左に 徳本上人名号碑

振り返ってみる

直ぐ国道を右に分け左の貝岡集落の道に下る

右手上に国道の逢坂山隧道の入り口が見えますこの先、隧道上の山越えとなります

狭い手摺の付いた急坂の斜面を上っていく、かつて 逢坂峠 と言われた

坂を上っていくと舗装道に出ます左へ

舗装道を進むと右手に 北向き地蔵尊

首から上の部分の病に御利益があるそうで参拝されています

舗装道のない当時は逢坂峠越えは急斜面を越えていたが、明治後半に峠が改修工事により30mも掘り下げられたそうで、その当時の古道は大変であったが、今は消失して峠越えも厳しくない。峠の両側は深い切通で厳しかった峠越が想像できる現在の 逢坂峠

峠を越えたところ

下ったところから峠を振り返る。かつては上部の高架辺りまで山がある峠越であったようです振り返ってみたところ

車道に出て下って行くと、右手逢坂山隧道の出入口の所に下りてきます

国道42号線を進んでいくと右手奥に、串本海中公園があります、公園入口の敷地で国道に面した場所に
澤心坊の道標地蔵 「右ハわかやま 左ハいそみち」 享保十二年

海岸線を暫く進んできて振り返る。串本海中公園が見えます

海中見学への桟橋

この先の42号線は、2つのルートがあった、
1つはトンネルの手前辺りから右に磯辺を通る道と、左の建物の付近より山越えの道である。磯辺を通る道は、岩穴をくぐる道で「通り穴・くぐり穴」と呼ばれている。ただ満潮時や荒天時は通行は困難とされていた。
1つは山越えの道、磯道と違って遠回りであった、建物辺りから斜面を上り一気に崖の上に出ていたが、現在は大半かつての古道は消滅しているようです。現在、東雨集落を抜けて山越をしている道は新しくつけられた道です。

トンネル入り口から振り返った、かつてはこの辺りから斜面を上っていたのか

磯の回りトンネルを潜ろうとしたが、今は回れないようです、やむなく国道のトンネルを潜り振り返る

すこし先に進んで振り返り、山越えを見る、新しい道が出来ているようです

東雨の山越の道はここに出てきているようです未練がましくもう一度振り返るやはり山越えをするべきだった

暫く右の海岸沿いに国道を進みます

少し国道と並行して左に少し旧道があるようです。直ぐ国道に合流して暫く歩くと、高富地区です、再び左に入る道を進むとT字路の車道に出る、かつては渡河していたが高富川が渡れないので、右に折れて国道に一旦出て国道を進む。

橋から100m余り先にコンビニがある、そこを左斜めに入っていくが 徳本上人名号碑 が囲いの中にあります。二部地区

左に入っていくと右手に郵便局があり、すぐの二色川に架かる本郷橋を渡る

二色の集落を進みます

JR線の手前を右にカーブして国道に合流します。振り返ったところ向かった右手の森が戸畔の森

右手は袋港でかつての 舟着場跡

その先で道が分岐して2つのコースに分かれます。

1つは、国道をそのまま進み右の海岸沿いに串本市街地に入り、串本駅前を通り橋杭岩を右に見て、紀伊姫駅手前で、もう一つのこれから歩く古道と合流する道。橋杭岩等の名所もあり旅人は比較的平坦な景色のよいこの往還みちを利用したそうです。
2つ目はこれから歩く道で、くじの川に沿った山間の道で車もほとんど通らない、もともとの官道ですが山道もあり厳しい部分もある古道であったようです。

分岐を左に入ると、すぐJR高架下を潜ります

点在する民家を進む

やがてくじの川に架かる滝畑橋を渡る

長閑な山間の道を、車もなく気持ちよく歩けます大乗郷地区

高速道路の建設が進んでいます

蛇行しているくじの川に架かる橋を渡り右から左に川沿いに進む寄地地区この先くじの川に沿いながら暫く写真の通り進む、案内標示はないがほぼ一筋の道で間違わない

やがてひじの川が左に分かれていきます

橋を渡ったすぐに辻があります、左は姫川への道真直ぐ進むと左に 二体の地蔵

つじの川道標地蔵 「右ハ在所道 左ハ若山道」

その先道は分岐します、左の真直ぐの旧道を進む右の道は橋杭岩への道

気持ち良い木のトンネルの旧道を進んでいきます

海の見える近くまでくると、展望台への道標と丸太の坂がありますが、寄り道はパスします

坂の途中 道標 「しりでの坂」と刻まれている

下ると右手にJR線が並行します

右のJR線を踏切で渡ります

踏切を渡ると直ぐ右に 澤信坊の道標地蔵尊

国道42号線に出て左に行くが右から串本市街地への手前で分離して、橋杭岩を通ってきた道と合流します

すぐ国道を右に分けて左の道に入ります

姫の集落を進みます右手には国道でそのすぐ右は海岸姫の松原があります

左手に紀伊姫駅、同じような倉庫のような小さな駅舎です

駅前の国道を抜けていくとやがて伊串地区に入る

伊串橋を渡る

右からの国道に合流、左の横をJR線

合流した先170mほどで再び分岐しているので線路に沿って左へ右手の海には 大浦の鼻 と呼ばれている先端があります

右の国道に合流せず並並行して少し進みます

右手の民家の軒の下に 

右手にはいい景色の岩の島が並んでいる古座川河口1㎞の沖に浮かぶ、御舟行事で有名な 九龍島で神の島 である

目津大浦から神野川地区へ

神野川に架かる神野橋を渡る

原町に入ると左に 地蔵堂 一間四方の小堂には三体の石造り物が祀られています。真ん中が地蔵尊で右側が南無阿弥陀仏と刻まれた徳本上人の六字名号碑、左が法経塔が安置されている。またこの辺には、一里塚 があったとそうです。

信号交差点の広い道を横断して真直ぐの街並みを進む

旧道の雰囲気がよく残る街並み

交差点から300mほど街並みを進むと古座川に突き当たります。かつての 古座川の渡し跡

対岸に渡れないので、川沿いを北に進み、古座川に架かる古座橋に迂回します。その途中左手方向に古座駅

古座橋からの河口の眺め、正面の橋は42号に架かる古座大橋

古座川河口の左岸は中ノ丁・下の丁の旧道沿いの町

橋を渡り100m程先の交差点を右に折れる、左に学校郵便局と続く旧道、郵便局のすぐ先の十字路を右に折れ道なりに進むと、左に 浄土真宗本願寺派の佛光山善照寺 立派なお寺です

150m程先左奥にもお寺が見えます

やがて右手に 古座川渡し場跡の碑 が建ち「右 古座街道 左 大辺路街道」と刻まれている

記念碑と今歩いてきた 古座街道 を見る

これから進む旧道の街並み

少し進むと右から海岸の道が合流します

その先の街並みを少し進む

左に 古座神社 河内祭りで知られる古社白木屋根造り・春日造りの社殿で室町時代のものと言われる

背後にウバメ樫が、群生、備長炭の原料として知られる

すぐ先で道は分岐左の細い方の街並みに入るこの辺りに 一里塚があった

雰囲気のいい街並みを進む

150m程先で、旧道が無くなっている

少し進むと病院の建物で消失一旦右に折れて国道に出て、病院の向こう側で左に出ると旧道が復活しています鎌ヶ谷地区ヒョットしたら病院と左の山裾の間に旧道があったかも

右に動鳴気(どめき)漁港を右に見て山裾を進みます

漁港の先で右からの国道に合流海岸線の国道を暫く進むと

右手に海に突き出したごつごつした、石切岩

道は三つに分かれ、右は国道、左も車道、その間の津荷の集落に入る旧道を進む

右の川沿いを300m程進むと分岐している辻を右に折れ津荷川に架かる沖出橋を渡ります

暫く進み左にJR線が接近したところで右からの国道に合流します

途中左に石柱が一段高い台地に建つのでわからない

暫く左の線路に沿って国道を一気に進む、歩道がないし車が多いのでよそ見をしないで歩きます。このような道は非常に長く感じる

場所がどこであったか覚えていないが山際に地蔵の 石造りの祠

とにかく津荷から長い長い海岸線の国道を歩く海が綺麗で景色もいいが休むところもなく早足で歩くしかない、幸い良いお天気で雨でも降っていたらちょっと歩くには大変

岩が平たく広がる海岸線は綺麗

田原地区に入る、右手に田原川の河口に架かる橋が見えます

右の橋の袂の信号交差点左の細い街並みに入る道を進みます

熊野古道の標示があります

左の郵便局を過ぎ十字路を真直ぐ進むと、紀伊田原駅で十字路を右に折れます

北に進むと右からの国道に合流する暫く右の田原川に沿って歩きます左にJR線が沿います

JR線が左に離れるところで田原川に架かる堂島橋を渡る

橋を渡った右手に石造りの祠に入った 道標地蔵尊 「右ハくまのみち 左ハざいごみち」

地蔵からすぐ右手山側に細い道が残るので標識に従って進む

小川沿いの狭い道を進みます

果たして旧道かどうか分かりませんが国道を歩くよりよほどいいですでも冬場だからいいが夏場になると草で歩きにくいかも

やがて左の国道に合流します再び歩道のない国道を歩きます、左にJR線路を高架で越えて右にカーブします

やがて標識の所で国道と分かれ左に入る

清水峠入口の案内標示が立っています

清水峠入口に鎖がされていますが、歩くには問題ないですでも温かくなるとチョット熊が出そうなところで一人歩きは注意かも

【清水峠】 への道

清水峠は那智勝浦町南部、浦神地区から串本町との町境に位置する。串本町から峠への道は良好に保存されている。峠から下る石段は100m程残っている。

峠への鎖を越えて入ると道は分岐、表示に従って右へ 清水峠の 一里塚跡 がこの辺りと思うがよくわかりません

左がやや明るい山道を上っていきます

気持ちいい素晴らしい古道です

このような道であれば疲れを感じさせない

ところどころ小さいが案内標示がされている

暫く古道の雰囲気を写真で味わってください

やはり歴史のある古道です、道がU字形になっています

途中丸太を組み合わせた橋が架かっている

注意してよく見ていなければ分からないような小さな表示

清水峠の石畳道 はすでに崩れて殆ど確認できない。また 清水峠 はどこの地点か案内標示がなく分からない。もう少し折角の貴重な遺跡に心配りが欲しいと思う

前が開けてきたので清水峠をこえたようです

正面に浦神湾がみえてきました

民家の横を下る

JR線を注意して横断

踏切を渡り少し下る

左に折れた先すぐ左に紀伊浦上駅がありますフェンスに熊野古道の標示

左に紀伊浦神駅があります

本日はここで終了、ここまで来たら明日が楽で順調に歩けた。
JR紀伊浦神駅発 17時02分の勝浦駅へ、1時間待ち駅から7分ほど歩いたビジネスホテルブルーハーバーにて宿泊
     田並駅スタート 8時10分
     浦神駅着   16時 ジャスト
        46.764歩  28.05㎞  

次の日はコチラ

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