粟生路

2012年11月25日

西国街道の友岡で分岐~山陰道の沓掛分岐点までの栗生路

久我畷路に引き続き歩く。
大山崎から西国街道を友岡まで暫く京都方向に歩く。
この旧道は非常に情緒があって旧道らしい道であるが、残念ながら道幅が狭い割には車がひっきりなしに沢山走り危険であった。紅葉を見に来る観光客で賑わっているのだろう。ゆっくり写真も撮れない。
     
 12時10分スタート
      16時15分完歩

           23.696歩 14.21km 1.097kl

久我畷道と西国街道が大山崎で合流後、栗生路への起点まで西国街道を進み移動する

名神高速道路と右に立派な建物、大山崎町役場

東海道本線の高架を潜る、西国街道を京都方向に歩いています

小さな川の橋を二つ渡り長岡京市に入る

新しくできた京都縦貫自動車道の高架を潜ると調子八角交差点。この交差点で西国街道が北東に分岐し、栗生路はここを起点として北北西に進む。

この交差点は私が歩いた時の2012年11月と比べ現在は見間違えるほど様変わりをしている。交差点のほぼ真上を京都縦貫自動車道の高架道路が出来ている。最近の地図を見て驚いた。

栗生路起点への移動完了 今現在は交差点の様相が変わっているので注意

交差点を東に少し寄った道が、西国街道

栗生路は交差点を左へ、高架の下を約100m進み右の道に入る

右に長岡病院がある

すぐその先で阪急京都線の高架を潜る

高架を潜り道なりに右にカーブする

道は整備され街道情緒はない

左の長岡京花山局の一角に 土御門天皇陵の道標 が立つ

この道を御陵道といわれているが寄らずに真っ直ぐ北に進む

整備された栗生路

右に丹波街道の新しい 道標

やがて長岡天神の八条池が見える

長岡天満宮

ふれあい回遊のみち新しい指さし 道標

八条池を左に見て進む

よく時代劇でみた錦水亭の景観が八条池の対岸の池の上に並ぶ

池の水が今一つ濁っていているのが今いち

長岡天満宮の参道は、八条ヶ池の水上橋

霧島ツツジの参道

水上橋

菅原道真や在原業平らと共にしばしば遊んで詩歌管弦を楽しんだ場所である。道真が大宰府へ左遷されたとき長岡に立ち寄り「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残りを惜しんだ。
道真死後道真自作の木像と念持仏を祀ったのが当天満宮の創立とされている。八条ヶ池には檜で作られた水上橋がありそこから池を中心に境内を一望できる。
また池の中堤両側には樹齢百数十年の霧島ツツジが咲き誇る様は見事で、境内には竹林や梅林、あじさい園、桜、ハス、菖蒲、カキツバタ群もあり四季折々の花が楽しめる

紅葉が綺麗です

笠松地蔵尊御出現・・・石碑

参道入り口の石橋

街道のメインである天満宮をゆっくり見学して先を進みます

参道入口より東の長岡京市駅不幸を見る街道は左へ

見事な紅葉の八条池に沿って北へ進む

八条ヶ池交差点で左に折れると右には市立図書館

八条ヶ池を振り返る

栗生路はこの先、西陣町交差点に出て西北に進路を変え真っ直ぐの道を進む

左に長法寺小学校

グランドの脇から左へ(寄り道

左への道を進むと洛西特有の美しく整備された竹林の快適な道を暫く歩く

綺麗な竹林の道

 寂照院 
九世紀の半ば空海の高弟道雄が創建したといわれる木上山海印寺。この辺り一帯は宏大な海印寺の寺域であったと伝わる、応仁の乱の兵火で焼失衰退した。今では海印寺の十院の一つであった寂照院の小院が残るのみ

山門の木像仁王立像 目を見張る迫力

境内に立つ 日本孟宗竹発祥の地碑

本堂前方西側にある 地蔵石仏の祠 は南北朝期のもの。お堂の裏には海印寺古墳(走田九号)の原形が一部残っている

寂照院の裏には 走田神社

寄り道を終わり街道に戻る 街道より神社方向を見る

 指さし 道標 「・・・・・・」

栗生路に戻ったところ

その先の光風台交差点を真っ直ぐ進み次の信号交差点で再び⦅寄り道⦆のため、交差点を左に長法寺道を進む

左の坂を上ると西山公園体育館がありそこからの眺望。愛宕、比叡山、東山三十六峰が遠望される

体育館の西側に池があり北側から回り込むと長法寺がある
天台宗延暦寺の末寺 長法寺 本尊、十一面観世音菩薩 延喜年間(901~923)園城寺で修行した千観和上が開いたと伝わる。かつては十二院をもつ大寺であった

本堂前にある 千観供養塔と鎌倉時代の 三重の石塔

長法寺より池と西山公園体育館

坂を下る途中から長法寺方向を見る

元の栗生路の信号交差点にでる。左に進むが真っ直ぐの道は長法寺道

左に折れて再び栗生路を北へ上長法寺バス停

バス停が過ぎたところで道は分岐するので左の道を入る。右にハイアットスクエアーのマンション

左に入り約200mほど進んだ交差点左角に 道標

ここの交差点で左に入り栗生路よりはずれ再び⦅寄り道⦆

緩やかな坂道を西に進んでいく

西山総本山光明寺へ進むのだが、なんと紅葉が有名なのか突然人が湧いてきた凄い人でお寺が大混雑

光明寺
高麗門を潜ると自然石を綺麗に敷き詰められた石段を上るが、残念ながら人人でゆっくり鑑賞できなかった。鎌倉時代初期の建久九年(1198)熊谷直実の連生が師の法然の勧めでこの地に念仏三昧堂を開く。のち安貞元年(1227)洛東大谷の墳墓が叡山延暦寺の衆徒によって凌辱され、やむなく遺骸を当地に移し荼毘に付して廟所を築いたのが光明寺の創始である。山内は、釈迦堂、御影堂(本堂)、阿弥陀堂が回廊で結ばれている

人が一杯で入るのを諦める

門前の広場

どこから人が出てきたのか一杯だ

旧道に戻る

竹藪を通り抜ける街道

すでに歩いている善峰道の交差点を抜け、交差点を左に行くと十輪寺・善峰寺

善峰道 との交差点を真っ直ぐ

善峰道の右(東)交差点より

交差点より左(西)善峰寺への街道

交差点を振り返る

緩やかな坂を上っていく

次の交差点からも左に進むと善峰寺へ行ける

石見の古い街並みの集落にはいる

善峰川に架かる石見橋を渡り石見の集落へ

石見橋より左(西)の山里の景色が何とも言えない何時までも残ってほしい風景 

石見橋の 標柱

更に北への街道、左角に石見橋の標柱

善峰川に沿って左を見る右角に 石見橋標柱

少し歩いた先左にこんもりとした杜 入野神社 今回は遠望だけにしておく

更に北に進んでいくと右に民家のような 善久寺

更に両側に竹藪が林立する間の街道を緩やかに上る

大原野道との宇ノ山交差点に出る、この東西の 大原野道 もすでに歩いた

宇ノ山交差点左への大原野道

交差点右への大原野道

宇ノ山交差点を越えて更に北へ

ニュータウンの南にある竹の里公園のところで左(西)に折れる

道は暫く進むと洛西ニュータウンに出るので仕方なくニュータウンの南を走る外縁、竹の里本通を左に折れて西へ回り、L字型に回り北へニュータウンの外周を歩きやがて北に進んだところで、右に洛西高校のある所でやや北西に進む

南から西への竹の里本通りの南側の遊歩道のような道を歩く

左に 天徳山是住院

更に外周の気持ち良い道を進む

外緑の西南の橋を右(北)曲がる

右に折れた外縁の道を北に進む

なかなか紅葉も綺麗な環境の良い素晴らしい住宅地

交差点を更に北に進む

大原野西境谷町1丁目、右前方に洛西高校がある所で斜め左の道に入るここから旧道が復活する

旧道を進みます

その先で交差点にでると左角に 道標 「左 栗生・・・」 「右 大原野神社 岩倉善峯寺」 

さらに北に進んでいきます西長町に入ります

左に 

左工事中の高速道路(現在京都縦貫自動車道完成)

新しい広い自動車道を下る数年後にはこの付近の景色も変わるだろう

国道九号線の沓掛交差点交差点を越えて間もなく 山陰道

国道九号線を越え左にウエストビルタカツカの前を進む

小畑川の大枝橋を渡ると間もなく、旧山陰道と合流、栗生路の終点 となる

大枝橋の 旧橋柱

沓掛町に入り 旧山陰道と合流する突当り

山陰道の左を見る

山陰道の右側

突当りより栗生路を振り返る

栗生路 完歩

きょう1日の歩いた結果
       久我畷路 7時15分スタート 12時05分完歩
            27.236歩  16.34km
       栗生路  12時10分スタート 16時15分完歩
            23.696歩  14.21km

         トータル  50.932歩 30.55km

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