銀の馬車道(飾磨街道)1

2013年9月11日

姫路市飾磨区港~飾磨駅西側~本徳寺東側~姫路駅西南の南畝町~姫路駅

自宅を4時40分に出て山陽電鉄尾上の松駅~山陽道曽根駅近くまで歩き山陽浜街道を完歩して、JR曽根駅~姫路駅まで電車移動。予定していた飾磨街道を歩きます。
姫路駅からまっすぐ北へ姫路城大手門近くの総社前の山陽道分岐地点まで歩きそこを起点とし姫路港までの間。
飾磨は早くから港町として平安・室町時代から栄えた。姫路城下町として商業の発展をみた、また生野銀山からの鉱石の積み出し港として街道の整備・鉄道の開通により発達した。通称、銀の馬車道と言われ生野~飾磨津まで、12里15丁(約45㎞)。途中、山陽道より瀬戸内を通る網干街道と交差します。
            13時40分 スタート 
          17時10分 完歩  
           19.987歩 11.99㎞

飾磨街道を以前歩いたため、スタートが姫路駅近くになっています、銀の馬車道に繋ぐに少し違っていますので悪しからず。

飾磨街道起点
姫路駅の北東・姫路城の南東に位置する、国道2号線総社交差点の正面
射楯兵主神社の鳥居前

交差点より一筋南、元塩町の山陽道との交差点。飾磨街道起点、起点より真っ直ぐ南に進む、旧道の面影は全くない
交差分岐する 山陽道との起点   

東西の山陽道

東側
西側

更に街道次の北条口交差点左に入った左側の 赤座神社

姫路城内に祭られていた 稲荷神社

元の道に戻り更に南に進む、交差点の角に 十二所前線の石柱

右に姫路駅線路の高架手前の外堀川、堀がここまであった外堀川に架かる朝日橋

その先朝日橋南詰交差点を右に折れます

交差点を右に折れた街道だが広い道とビルでこの辺り街道らしき情緒は全くありません

左に折れて川を渡ったところで少し左に、川に沿って入ると 朝日神社

街道に戻り真っ直ぐ西に進むと南駅前町信号交差点にでます。右を見れば姫路駅、手前交差点の角にホテル日航姫路があります。姫路駅の南側で姫路城は北側にあります

街道は真っ直ぐ

次の駅南交差点から姫路駅方向を見たところです

駅南交差点

駅南交差点を直進して左側三筋目の交差を左折れする、南畝町の真っ直ぐな道筋です

左に折れてすぐのところ、右手小川を超えたところにある 大年神社(天満宮)

街道沿い右の 真宗大谷派 法専坊

法専坊の次の信号真っ直ぐ南へ

街道右に重厚な古民家

古民家より少し先の街並み、所々に重厚な民家が点在して車も多いが街道風景の趣があります右手方向に手柄駅
少し行ったところ右に真宗 浄園寺

浄園寺前を東に少し入ったところにある 鞆田神社

この地区を安田といい、安田は戦国時代に播磨国総社の氏子村として現れる。江戸時代には姫路城下と飾万津を結ぶ道沿いが発展し17世紀中頃までに町場が形成され安田町となった。飾万津20町の1つとなった。明治9年安田町・安田村は合併され、昭和11年姫路市に組み入れられた。
鞆田神社は河川の氾濫で4㎞北の桑原村から友田に漂着した御神体を 鞆田大明神 として祀ったのが始まりと言われている。祭神は市杵島姫命。境内には1861年の手洗い石があります

夜啼地蔵
1468年敵討ちの武士に父を殺され母を奪われた乳飲み子が、母の尊崇していた地蔵に夜な夜な乳を呑ませられ泣いていたことから夜啼き地蔵と云われたとある。傍らには明治40年の地蔵像や江戸時代の茶士・良故順誉と思われるものがあります。

街道に戻りその先の信号を超えて進みます

そして栗山信号交差点を超える

次の信号のない交差点の右角の浄土真宗 法円寺

前方に姫路国道2号の姫路バイパスが見えてきます姫路バイパスを潜ります

バイパスを潜った先の街並み。相変わらず真直ぐな道

この右一角の飾磨区の寺内町には、亀山本徳寺を中心にお寺が点在しています。街道右に入っていくと
山陽電鉄の亀山駅。寺内町には 本徳寺・光養寺・勝久寺・浄福寺・光照寺・真行寺・法受寺・法性寺・長栄寺・西徳寺・正龍

寺等々、殆どが浄土真宗と真宗。少し【寄り道】をして寺内町を回りますが、沢山あり写真と会わなく旨くまとめてなかったのでお寺の名前がわからなくなってしまいました。

浄土真宗本願寺派 光養寺

寺内町内で一番規模の大きなお寺 亀山御坊本徳寺 山門

本徳寺の長い塀

本堂

亀山本徳寺(建物物19棟)もと英賀の地にあった浄土真宗布教の本拠であったが、1580年秀吉の英賀城攻略の時、秀吉の命により現在地の亀山に移されたのに始まる。現在の建物は英賀から移転した当初頃の建物と推定される鼓楼を始めとして大部分が17世紀末から18世紀前半(江戸中期)のものである。
指定文化財の主な建物には、本堂(県下最大の仏堂)・大広間・庫裏(県下最大規模の庫裏)・経堂・大門・大玄関・梵鐘

大玄関

長い塀かなり大きなお寺です

回りには分かる範囲で 真宗 正龍寺 

真宗 法受寺

浄土真宗 浄福寺

浄土真宗 勝久寺

浄福寺東側にある 金剛堂地蔵尊

寺内町回りもキリがないので終わり本徳寺参道前の街道に戻る

飾磨街道は生野銀山と姫路城下を経由して飾万津の港への交通の要衝で「銀の馬車道」とも呼ばれた

姫路から市川町までは銀の馬車道と但馬街道は市川を挟んで道道は少し違っていました

姫路駅南部の街道

本徳寺参道を過ぎすぐ右に 浄土真宗本願寺派 法受寺

右側隣に 浄土真宗本願寺派 法性寺

街道を南へ進みます街道風情が素晴らしい

真っ直ぐ伸びた街道を暫く進む、スタート起点からほぼ真っ直ぐな街道

左に 真言宗 薬師寺

やや広い信号交差点に出ます、信号手前右にマルアイ、左にコンビニ

山陽電鉄の踏切、左に飾磨駅

左、飾磨駅

その先飾磨区栄町の商店街を通ります

大きな民家があります

その先、飾磨大橋西詰交差点手前で少し【寄り道】しながら近くの史跡を見ます

街道より少し左に入っていくと野田川に出る 野田川の水門

水門からの野田川の下流、海方向を見る

水門の西川沿いにある 道標 チョット読めません

街道に戻り、街道を横断して少し西に入っていくと 浄土宗 知宝寺

寺の北側に位置する 恵美酒宮天満神社
もと「戎の神」(漁場の神)を祭ったので恵美酒宮と呼ばれた、境内には狛犬・燈籠・力石など江戸時代の石造品がある。祭礼に風流と台場練りとして多数の太鼓屋台が練り歩く祭りが継承されています

恵美酒の宮前の 有本芳水歌碑
     播磨はわれの父の国  播磨はわれの母の国  飾磨の海にともる灯の その色見れば泪なかる

船だまり跡と常夜灯
神社の南方は江戸時代には船だまりになっていた。また対岸には姫路藩の米蔵が建てられ、飾万津と城下を結ぶ高瀬舟が往来していました。

対岸は藩の米蔵跡 銀の馬車道の鉱石の港ですので、銀の馬車道はここが起点

街道に戻りますすぐ先の250号線の広い交差点を超えて真っ直ぐ少し進む

250号線を渡る手前右の 真宗大谷派 称念寺

交差点の250号線を100mほど東に行くと飾磨臨界大橋があります

大橋より北(上流)に野田川水門

大橋より南を(海側)埋め立てされた工業地帯

街道に戻り飾磨大橋西詰の交差点を横断

渡った先の街道、左に 屋台庫

すぐ野田川その支流の小さい橋を渡ります

橋から上流を見る

橋を渡った道は浅田化学に突き当たり右に折れます

左、浅田化学の赤煉瓦通りかなり古そうです

赤煉瓦塀が過ぎて小さな川橋を渡ります

橋から左方向を見る

橋から右方向を見る、150mほど先に250号線が東西に走っています
この辺りの街並みは宮地区なかなか風情があります

橋から先の旧道、宮~大浜~天神地区の街並みは道幅も狭く旧道の面影を見ることができます
銀の馬車道は前述の港で終わりです

橋より数十mの右角に4本の道標が建ってる
道標の角を右に曲がり国道に【寄り道】する

250号線東西の道、東方向は飾磨臨界大橋が見える国道に掛かる歩道橋の南側の袂に 

二基の道標

街道に戻ります少し先の四つ角手前の街並み、古民家が並ぶ、その辻の角左手に 道標

その先100mほどで信号交差点、この辺りから大浜地区となり街道雰囲気の街並みが続きます

交差点南西の角に 立辻地蔵尊

交差点の超えた両側は古い重厚な建物左側にまたも 道標 が建っている刻まれている字が読めません

左街道沿に 浄土真宗 安楽寺 

すぐ左斜め向かいに 真宗大谷派 善行寺

信号交差点、県道436号線を左に折れます

左に折れたところからこの先の街道道幅が広くなります。真っ直ぐ港に向かって南に進みます

少し先の街道、右側にお寺 

右に 法華宗真門流 芳蓮寺

その南隣 浄土宗 救鱗寺

さらに道を挟んだ南側に 浜の宮天満宮
旧郷社で10世紀の創建と伝わる。1804年の播州名所巡覧図会に飾磨橋西地区10ケ町の氏神とある。
境内には、1699年の石燈籠・1760年の鳥居・1798年の手水鉢・1842年の大浜岩吉奉納力石・1866年の常夜灯等、多くの石造品が残る。また毎年10月8,9日の秋例祭においては屋台が「サイテバチョーサー」の掛け声で練りあるく

右の神社を後にして広い道を進むと前方に高架がみえてきます

高架の手前で道が分岐しますので左の道に進みます

高架道路を潜りますと間もなく港高架の下をくぐるが、この辺りはもう旧道の雰囲気がないから、多分昔は瀬戸内だったのだろう、埋め立て地でないだろうか

左に姫路みなとドームが見えます

さらに進むと姫路港が見えてきますこの付近は往時は海で、飾磨港はもっと内陸部であった。埋め立てて開発された港だから当時の雰囲気はありません。

現在の漁港兼小豆島への定期船乗り場

姫路ポートセンター横に 海神社

一応 飾磨街道の終点 とみて姫路港まで歩きました(実際はここまで来なかった

小豆島行のフェリーが着岸しています

ポートセンターフェリー乗り場

バスで姫路駅まで帰ります

                              次の日はコチラ

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